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潮の音 Japan > Hokkaido > Hakodate 海鮮丼の専門店 | 海と語らう、海鮮丼の専門店 函館・末広町。旅人がこの港町に降り立つと、まず感じるのは、風に乗って運ばれる匂いだ。潮の香り、海の息吹、港の活気。「潮の音(しおのね)」は、そんな函館の朝をひと椀に映し取る、小さな海鮮丼の専門店である。 場所は元町から坂を少し下った、静かなエリア。観光地の喧騒からほどよく距離を置いた通りに、白木の看板が控えめに掲げられている。暖簾をくぐると、迎えてくれるのは木の温もりをたたえたカウンター8席と、ふたつの小さなテーブル。響くのは包丁の音、器を置く音、そして静かに食事を味わう音ばかりだ。 漁港と市場の“いま”を、そのまま丼に 「その日、その海、その魚。」それが「潮の音」が守り続けている、たった一つの約束。仕入れは毎朝、函館港や近郊の定置網、市場へと足を運び、目利きのうえで仕入れる。 たとえば、本マグロの中トロ、真鯛の昆布締め、殻付きの活ホタテ。ときに、バフンウニとムラサキウニの食べ比べ、甘エビやヒラメ、ヤリイカの透明な身も。どの魚も、捌いたその手で、丁寧に白酢飯の上に置かれていく。定番はない。決まっているのは、“今日”を出すということだけ。日ごとに姿を変える丼は、まるで海そのものが語りかけてくるようだ。 ある朝の「潮の音 丼」より 生ウニと根室産バフンウニの二種盛り 真イカの塩昆布和え 活ホタテと焼きナスの出汁ジュレ 本マグロ中トロと山わさび...

株式会社あいや Japan > Shizuoka > Nishio 世界が認める「抹茶」のトップブランド──創業130年以上、あいやの挑戦 抹茶の名産地として名高い日本。その中でも、ひときわ存在感を放つのが、愛知県に本社を構える老舗抹茶メーカー・株式会社あいやです。創業はなんと1888年。130年以上にわたり、茶文化の伝統を守りながらも、時代のニーズに応え進化を続けてきました。 早くから食品分野に進出した同社は、厳格な品質管理体制と分析技術を確立し、大量生産と即納にも対応できる柔軟な供給体制を構築。その対応力の高さから、国内外の多様な顧客から厚い信頼を得ています。 また、「安全・安心」はもちろんのこと、環境や人権、宗教といった現代社会が求める価値観にも真摯に向き合い、各種国際認証を積極的に取得。持続可能な生産とグローバルな市場展開の両立を実現しています。 現在では、ロサンゼルス(アメリカ)、ハンブルク(ドイツ)、上海(中国)、バンコク(タイ)といった世界各地に現地法人を設立。日本国内にとどまらず、世界中の食卓に“本物の抹茶”を届け続けています。 伝統と革新を融合させながら、抹茶の新たな可能性を切り拓くあいや。これからの展開にも、ますます目が離せません。 深い旨味と香りの余韻──あいやのこだわり玉露 “まるで一服の静寂”。そんな表現が似合うのが、株式会社あいやが自信をもって届ける高級茶「玉露」です。 厳選した茶葉を独自にブレンドし、甘みとほのかな苦みが絶妙に調和。口に含んだ瞬間、透明感のある爽やかな味わいとともに、青海苔を思わせる玉露特有の香り「覆い香(おおいか)」がふわりと立ちのぼります。 玉露の旨味の秘密は、その育て方にあります。新芽が芽吹く頃、茶園をすっぽりと覆い、日光を遮ることで、渋味のもととなるカテキンの生成を抑え、アミノ酸のテアニンをたっぷりと蓄えた、まろやかで深みのある味わいに仕上げているのです。 ひとくちで訪れる、格別のくつろぎ時間。贅沢なお茶時間を演出する一品として、ぜひ味わっていただきたい逸品です。 お茶の「王様」──抹茶の魅力を探る 1000年以上の歴史をもつ日本のお茶文化の中で、ひときわ特別な存在として知られるのが「抹茶」です。煎茶のように成分の一部だけを味わうお茶とは違い、抹茶は茶葉を丸ごと粉にしていただくため、その栄養を余すことなく体に取り入れることができます。まさに“お茶の王様”と呼ぶにふさわしい、栄養価の高い一杯です。 さらに、抹茶には肥満予防やアンチエイジング、認知症予防、美肌、虫歯予防、リラックス効果など、驚くほど多くの健康メリットが存在。健康志向が高まる今、世界的にその価値が再認識されています。...

五勝手屋本舗 Japan > Hokkaido > Hakodate 江差町の伝統を受け継ぐ「五勝手屋本舗」の魅力 江差町は、北海道の中でも歴史的な港町として知られ、かつて北前船が繁栄をもたらした地です。その賑わいは「江差の五月は江戸にもない」と称賛されるほど。そんな江差の地で、170年以上の歴史を持つお菓子店「五勝手屋本舗」が、今もなおおいしいお菓子を手作りし続けています。 さらなる歴史深掘り 五勝手屋本舗のルーツは、家族の祖先が安土桃山時代から江差に移り住んだことに始まります。江戸時代、南部藩が豆の栽培に成功したことから、お菓子作りがスタート。その素材として、北前船で運ばれた砂糖や寒天が使われていました。これが「五勝手屋」の始まりでもあるのです。 最初の名前は「五花手屋」でしたが、地域名の変遷に伴い、現在の「五勝手屋」へと変更。もともとの「五花手」は、アイヌ語の「コカイテ」に由来し、波が打ち寄せる場所を示しています。この歴史ある屋号が、地域の文化と深く結びついていることが伺えます。 看板商品「五勝手屋羊羹」の秘密 五勝手屋本舗の看板商品、特に特筆すべきは「五勝手屋羊羹」です。明治3年(1870年)の誕生以来、北海道産の金時豆を使用してきました。この金時豆は、主張せず、他の素材の味を活かす特性を持ち、まさに裏方のような役割を果たします。五勝手屋が目指すのは、金時豆のように控えめでありながら、存在感を放つお菓子作りです。 江差町の人口8000人にも満たないこの小さな町で、日々黙々とお菓子を作り続ける五勝手屋本舗。ここでのお菓子作りは、金時豆の特性を心の中に留めながら、地域に必要とされる存在になることを目指しているのです。 現代の継承者たち 五勝手屋本舗の魅力は、その歴史的背景と地域への深い愛情に支えられています。創業から現在まで、五勝手屋羊羹を通じて、代々の職人たちが受け継いできた技術と情熱が、六代目によって今も息づいています。 これからも五勝手屋本舗は、江差町の伝統を守りながら新しいお菓子作りに挑戦し続けることでしょう。「五勝手屋羊羹」を一口味わうと、その背後にある歴史や地域の風情を感じることができる、そんな魅力を持つお菓子店です。江差町を訪れた際には、ぜひその味を楽しんでみてください。 Check out sightseeing...

花びしホテル Japan > Hokkaido > Hakodate 函館のぬくもりと共に70余年 〜花びしホテルが紡ぐ、温泉とおもてなしの物語〜 北海道・函館——異国情緒と和の伝統が交錯するこの港町で、ひときわ深い歴史とぬくもりを感じさせる宿がある。湯の川温泉に佇む花びしホテルだ。創業70余年、地元の人々から“老舗の花びし”と呼ばれ、今なお地域に愛され続けている。 地元とともに育んできた、唯一無二の「おもてなし」 「私たちは函館で生まれ、函館に育てられました」 そう語るのは、ホテルの広報担当・佐々木さん。スタッフの多くも地元出身者で、道南弁のやわらかな響きが、訪れた人を自然とリラックスさせてくれる。ホテルの随所に感じる“函館らしさ”は、観光パンフレットでは味わえない、この街の空気そのものだ。 地元の食材をふんだんに使った料理、旬の魚介に彩られた会席膳、そして訪れるたびに少しずつ表情を変える和の設え——すべてが「函館とともに歩んできた」という言葉の重みを裏付けている。 350年の歴史を誇る名湯「湯の川温泉」に身を委ねる 湯の川温泉の歴史は1650年に遡る。松前藩主や幕末の偉人・榎本武揚もこの湯に癒されたと伝えられる。花びしホテルでは、1階と7階に趣の異なる大浴場を備え、館内で湯めぐりが楽しめるのも魅力の一つだ。 湯けむりの向こうに広がる函館の空。じんわりと身体の芯から温まる湯の力に、旅の疲れが静かにほどけていく。現代人にとっての「湯治」とは、まさにこうした時間なのかもしれない。 食の宝庫・函館を味わい尽くす、至福の一皿 北海道といえば“美食の宝庫”。花びしホテルではその魅力を余すことなく表現している。伝統的な郷土料理を基盤に、地元の旬を生かした創作和食の会席膳。一皿ごとに季節と風土が語りかけてくるような料理の数々は、旅人の心を掴んで離さない。 取材時に提供されたのは、夏の道南産アスパラガスを使った先付に、活きのいいウニと帆立の冷製小鉢、そして函館名物・イカを使った繊細な一品料理。どれも丁寧な仕事が光り、食通をも唸らせる味だった。 和と洋の調和、心やすらぐ空間...

函館ワイン Japan > Hokkaido > Hakodate 函館発、“日本の味覚”を世界へ 〜 はこだてわいんの挑戦 北海道の南端、函館の静かな丘陵地にたたずむワイナリー「はこだてわいん」。その始まりは1973年、「駒ケ岳酒造」として創業したところから始まる。以来半世紀、北海道の風土とともに歩みながら、ワイン造りに情熱を注ぎ続けている。 “日本のワイン”というアイデンティティ はこだてわいんが目指すのは、ただのワインではない。「日本人の味覚に合う、日本のワイン」。北の大地・北海道で育まれるぶどうや果実を使い、日本の食卓に合うワインづくりを追求してきた。 特に注目すべきは、りんごやさくらんぼなど、北海道産の果物を使った“フルーツワイン”の存在。豊かな香りと優しい甘みは、ワイン初心者にも親しみやすく、地元の人々の食卓にも自然と馴染んでいる。 自社農園で始まる、品質と個性の追求 近年、はこだてわいんは自社農園でのぶどう栽培にも注力。原料段階から品質を見つめ直し、ワインの“個性”を表現する新たなステージへと歩みを進めている。 「北海道らしさ、函館らしさをどう表現するか──」。冷涼な気候が育てる酸味、土壌がもたらすミネラル感。それらを丁寧に引き出すため、醸造・栽培のスタッフが一つひとつの工程と真摯に向き合っている。 ワインをもっと身近に──工場見学のすすめ はこだてわいんの魅力は、ワインだけにとどまらない。無料で参加できる工場見学では、モダンな設備を備えた醸造ラインを間近で見ることができる。 ワインがどのように生まれるのかを知ることで、その一杯がより深く味わえる。見学のあとは、ショップでの試飲や地元限定ワインの購入も楽しみのひとつだ。 “函館の味”としてのワインを...

Hotel 凪灯 Hakodate Japan > Hokkaido > Hakodate 港の記憶に灯をともす 〜Hotel 凪灯 が描く、新しい旅の始まり〜 北海道・函館。石畳の坂道と尖塔が織りなす元町の街並みに、静かに灯る宿がある。「Hotel 凪灯(なぎび)」──その名の通り、穏やかな海とやわらかな灯りが旅人を包み込むこの場所は、旅の終わりではなく、始まりとしての宿をコンセプトに誕生した。教会や洋館、港の汽笛の名残が残るこの街には、幾つもの季節が折り重なるようにして時間が流れている。そんな歴史ある街並みの一角に、築百年を超える邸宅を大切に守りながら生まれたこのホテルは、日本の数寄屋造りと北欧建築の静けさを融合させ、華美な装飾よりも、余白と静寂の美しさを湛える空間を創出している。 記憶を編むように過ごす、10室だけの物語 館内に用意された客室は全10室。それぞれ異なる設えで仕立てられており、すべてが一点ものの意匠と家具で統一されている。なかでも最上階の「凪月(なづき)スイート」は、暖炉を備えた90㎡の特別室。窓一面に広がる海と函館山の風景が、漁火とともに静かな夜を彩る。無垢材の一枚板を使った家具は道南の木工職人による手仕事。カーテンやファブリックにはヨーロッパの老舗メゾンの手織り布を用い、ベッドには英国「Vi-Spring」社のマットレスを採用。寝具には道南産の羊毛とリネンを使用し、地元の工房で一枚ずつ手縫いされたもの。香りはパーソナルディフューザーで選ぶことができ、五感すべてで旅の記憶を編む滞在が叶う。 空と湯が溶け合う、最上階の「凪の湯」 最上階にある展望湯処「凪の湯」では、函館・湯の川温泉から引かれた源泉が、かけ流しで惜しみなく注がれる。ガラス張りの湯船からは、津軽海峡と空が一体となって広がり、時間の境界をゆるやかに溶かしていく。設えには黒松や青森ヒバなど自然素材を贅沢に使用。伝統的な船底天井がまるで船室にいるような没入感を演出する。湯上がりには「灯の間」で、函館牛乳と利尻昆布を用いた“昆布ジェラート”と、地元の野草茶が提供される。甘さと塩味が絶妙に調和する味は、まさにこの宿だけの“湯の余韻”として心に刻まれる。 土地の記憶を味わう、モダン・ガストロノミー ダイニング「灯(あかり)」では、料理長・松岡悠による“土地の記憶を辿る”現代的な料理が提供される。フランスと北欧で研鑽を積んだ松岡が、故郷・函館の風土を一皿一皿に表現。...

Yunohama Hotel Japan > Hokkaido > Hakodate 【特集】食の宝庫・函館で味わう「記憶に残る一皿」〜湯の浜で出会った旬の贅沢 函館の風はどこか柔らかい。潮の香りを含んだ海風が通り抜けるこの街で、旅人の心と舌をとらえて離さない“食”に出会った。 訪れたのは、湯の川温泉エリアにほど近い食事処。ここでは、地元で水揚げされたばかりの海の幸、そして北海道ならではの旬の山の恵みを使った料理が旅人を待っていた。 「旬魚のお造り」——海から直送、函館の粋を一皿に 目の前に運ばれてきたのは、思わず息をのむほど美しい「旬魚のお造り」。艶やかに光る鮪、透き通るような平目、弾力ある鮑、甘みが際立つ牡丹海老…。さらに函館名物のイカ、ホタテ、つぶ貝、そして宝石のようないくらが脇を固める。 この贅沢な一皿の素材はすべて、ホテル近くの漁港でその朝水揚げされたもの。見た目の華やかさもさることながら、一口ごとに感じる旨味と鮮度は、まさに“ここでしか味わえない”感動だった。 地元グルメの王道もずらり。塩ラーメンにジンギスカン、温泉蒸し料理まで もちろん、函館といえば忘れてはならないのが「函館塩ラーメン」。透き通ったスープの奥深さと、シンプルでありながら力強い味わいに、誰もが唸る。 さらに、熱々の鉄板で焼き上げるジンギスカンは、地元民にも愛されるソウルフード。北海道産のワインや地酒との相性も抜群だ。 驚きだったのは、温泉の蒸気を使って仕上げる「蒸し料理」。素材の旨みを逃さず、ふっくらと仕上がった料理は、体にも心にも優しい。 五感で味わう、函館の“旬” この街の食は、ただお腹を満たすだけではない。漁港の朝、調理人の包丁さばき、湯気の立ち上るテーブル、そのすべてが旅の思い出となって刻まれていく。 函館に来たなら、ぜひ一度はこの味を体験してほしい。きっとその一皿が、あなたの旅をより深く、特別なものにしてくれるはずだ。...