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Aiya Matcha

株式会社あいや​ Japan > Shizuoka > Nishio 世界が認める「抹茶」のトップブランド──創業130年以上、あいやの挑戦 抹茶の名産地として名高い日本。その中でも、ひときわ存在感を放つのが、愛知県に本社を構える老舗抹茶メーカー・株式会社あいやです。創業はなんと1888年。130年以上にわたり、茶文化の伝統を守りながらも、時代のニーズに応え進化を続けてきました。 早くから食品分野に進出した同社は、厳格な品質管理体制と分析技術を確立し、大量生産と即納にも対応できる柔軟な供給体制を構築。その対応力の高さから、国内外の多様な顧客から厚い信頼を得ています。 また、「安全・安心」はもちろんのこと、環境や人権、宗教といった現代社会が求める価値観にも真摯に向き合い、各種国際認証を積極的に取得。持続可能な生産とグローバルな市場展開の両立を実現しています。 現在では、ロサンゼルス(アメリカ)、ハンブルク(ドイツ)、上海(中国)、バンコク(タイ)といった世界各地に現地法人を設立。日本国内にとどまらず、世界中の食卓に“本物の抹茶”を届け続けています。 伝統と革新を融合させながら、抹茶の新たな可能性を切り拓くあいや。これからの展開にも、ますます目が離せません。 深い旨味と香りの余韻──あいやのこだわり玉露 “まるで一服の静寂”。そんな表現が似合うのが、株式会社あいやが自信をもって届ける高級茶「玉露」です。 厳選した茶葉を独自にブレンドし、甘みとほのかな苦みが絶妙に調和。口に含んだ瞬間、透明感のある爽やかな味わいとともに、青海苔を思わせる玉露特有の香り「覆い香(おおいか)」がふわりと立ちのぼります。 玉露の旨味の秘密は、その育て方にあります。新芽が芽吹く頃、茶園をすっぽりと覆い、日光を遮ることで、渋味のもととなるカテキンの生成を抑え、アミノ酸のテアニンをたっぷりと蓄えた、まろやかで深みのある味わいに仕上げているのです。 ひとくちで訪れる、格別のくつろぎ時間。贅沢なお茶時間を演出する一品として、ぜひ味わっていただきたい逸品です。 お茶の「王様」──抹茶の魅力を探る 1000年以上の歴史をもつ日本のお茶文化の中で、ひときわ特別な存在として知られるのが「抹茶」です。煎茶のように成分の一部だけを味わうお茶とは違い、抹茶は茶葉を丸ごと粉にしていただくため、その栄養を余すことなく体に取り入れることができます。まさに“お茶の王様”と呼ぶにふさわしい、栄養価の高い一杯です。 さらに、抹茶には肥満予防やアンチエイジング、認知症予防、美肌、虫歯予防、リラックス効果など、驚くほど多くの健康メリットが存在。健康志向が高まる今、世界的にその価値が再認識されています。 そしてもう一つの魅力は、その万能さ。スイーツやドリンクはもちろん、料理との相性も抜群で、抹茶の可能性は今もなお広がり続けています。伝統に裏打ちされた味が、現代の食卓を豊かに彩っているのです。 抹茶ができるまで──伝統と技が息づく、あいやの製造工程 ひとくちに抹茶といっても、その裏には繊細で丁寧な手仕事が積み重ねられています。株式会社あいやの抹茶は、職人の技と長年受け継がれてきた製法によって生み出される、まさに“匠の結晶”です。 4月、新芽が顔を出す茶畑に黒い覆いをかけるところから、抹茶づくりは始まります。日光を遮ることで、茶葉は鮮やかな緑とともに、抹茶特有のほのかな甘みと香り「覆い香(おおいか)」を宿します。 摘み取られた茶葉は蒸して乾燥させた後、茎や葉脈を丁寧に取り除き、旨味と栄養が詰まった「碾茶(てんちゃ)」へと精製。そして、あいやの象徴ともいえる伝統の“茶臼製法”によって、微粒子の抹茶へと仕上げられていきます。 この茶臼は、熟練の職人が「目立て」と呼ばれる特殊な技法で仕立てたもの。一台で1時間にわずか40gしかひけない高級抹茶は、ゆっくりと、丁寧に時間をかけて作られます。 最終検査を経てパックされた抹茶は、鮮度を保ったまま日本各地、そして世界中の抹茶ファンのもとへと届けられているのです。伝統と最新技術が融合した、あいやの抹茶。その一杯には、職人の誇りと時間が込められています。 「株式会社あいや」​周辺の観光地マップ

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Yunohama Hotel

Yunohama Hotel Japan > Hokkaido > Hakodate 【特集】食の宝庫・函館で味わう「記憶に残る一皿」〜湯の浜で出会った旬の贅沢 函館の風はどこか柔らかい。潮の香りを含んだ海風が通り抜けるこの街で、旅人の心と舌をとらえて離さない“食”に出会った。 訪れたのは、湯の川温泉エリアにほど近い食事処。ここでは、地元で水揚げされたばかりの海の幸、そして北海道ならではの旬の山の恵みを使った料理が旅人を待っていた。 「旬魚のお造り」——海から直送、函館の粋を一皿に 目の前に運ばれてきたのは、思わず息をのむほど美しい「旬魚のお造り」。艶やかに光る鮪、透き通るような平目、弾力ある鮑、甘みが際立つ牡丹海老…。さらに函館名物のイカ、ホタテ、つぶ貝、そして宝石のようないくらが脇を固める。 この贅沢な一皿の素材はすべて、ホテル近くの漁港でその朝水揚げされたもの。見た目の華やかさもさることながら、一口ごとに感じる旨味と鮮度は、まさに“ここでしか味わえない”感動だった。 地元グルメの王道もずらり。塩ラーメンにジンギスカン、温泉蒸し料理まで もちろん、函館といえば忘れてはならないのが「函館塩ラーメン」。透き通ったスープの奥深さと、シンプルでありながら力強い味わいに、誰もが唸る。 さらに、熱々の鉄板で焼き上げるジンギスカンは、地元民にも愛されるソウルフード。北海道産のワインや地酒との相性も抜群だ。 驚きだったのは、温泉の蒸気を使って仕上げる「蒸し料理」。素材の旨みを逃さず、ふっくらと仕上がった料理は、体にも心にも優しい。 五感で味わう、函館の“旬” この街の食は、ただお腹を満たすだけではない。漁港の朝、調理人の包丁さばき、湯気の立ち上るテーブル、そのすべてが旅の思い出となって刻まれていく。 函館に来たなら、ぜひ一度はこの味を体験してほしい。きっとその一皿が、あなたの旅をより深く、特別なものにしてくれるはずだ。 (取材・文 〇〇〇〇)

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